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降誕会法
2014-04-08-Tue-16:50
今日は、お迦様が生まれた日とされていて、
この日を記念して行われる行事「花まつり」があり、
お寺に来ています。
仏陀が生まれたのが、ネパールのルンビニ。
仏陀は、生まれるとすぐに7歩、歩き、右手で天空を指し、
左手で地を指し「天上天下唯我独尊」と声を出したとか!
4月8日は、お寺では小堂を花で飾り、「花御堂」を作ります。
これは、ルンビニの花園を表しているのだそうです。
ちなみに、「天上天下唯我独尊」の意味を、自分が一番尊い、
と受け取っている人がいるようですが、そうではありません。
天上天下にただ一人の自分は、誰にも代えられる存在ではなく、
このままの自分で尊いのである、というような意味です
何かしらの条件によって尊いのではありません。
未だに身分のことを言う人がいますが、
身分が高いから尊いのではないのです。
社長さんでも、新入社員さんでも、人間の価値、尊さは同じなのです。
例えば、生まれながらに障害を持っていて、
人の世話にならないと生きていけない方々がいます。
この人たちも、同じように尊いのです。
人間の価値、命の尊さは、誰も同じです。
お釈迦様は、産まれてすぐに、この言葉を発したそうですが、
世の中で伝えたかった重要な内容なのでしょう。
※熊本県八代市の隣峰寺の住職・・・「葛籠貫喜昭」の説教師の話からです。
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